2015年04月13日

『チャップリンの独裁者』史上最高のスピーチ


チャールズ・チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務めた。1940年に公開した映画「独裁者

チャップリンがアドルフ・ヒトラーの独裁政治を批判した作品で、ヒトラーとナチズムに対して非常に大胆に非難と風刺をしつつ、ヨーロッパにおけるユダヤ人の苦況をコミカルながらも生々しく描いている。

この映画の最後に、チャップリンが演説をします。その演説が素晴らしく感動的です。

観ていない人はぜひ、↓の動画を観てください。



この映画はCMにも使用されたようです。


「絶望してはいけない」チャップリンの史上最高のスピーチ【独裁者】


感動のスピーチ全文

申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。それは私には関わりのないことだ。誰も支配も征服もしたくない。できれることなら皆を助けたい、ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。

私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。私たちは皆、他人の不幸ではなく、お互いの幸福と寄り添って生きたいのだ。私たちは憎み合ったり、見下し合ったりなどしたくないのだ。

この世界には、全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。 人生の生き方は自由で美しい。しかし、私たちは生き方を見失ってしまったのだ。欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。

私たちはスピードを開発したが、それによって自分自身を孤立させた。ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げた。

知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、薄情にした。私たちは考え過ぎで、感じなく過ぎる。機械よりも、私たちには人類愛が必要なのだ。賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。そういう感情なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。そんな発明の本質は人間の良心に呼びかけ、世界がひとつになることを呼びかける。

今も、私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに、絶望した男性達、女性達、子供達、罪のない人達を拷問し、投獄する組織の犠牲者のもとに届いている。

私の声が聞こえる人達に言う、「絶望してはいけない」

私たちに覆いかぶさっている不幸は、単に過ぎ去る欲であり、人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶え、人々から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。決して人間が永遠には生きることがないように、自由も滅びることもない。

兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図し、そして、君たちを仕込み、食べ物を制限する者たちは、君たちを家畜として、単なるコマとして扱うのだ。

そんな自然に反する者たち、機械のマインド、機械の心を持った機械人間たちに、身を託してはいけない。君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。君たちは心に人類愛を持った人間だ。憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。愛されず、自然に反する者だけだ。

兵士よ。奴隷を作るために闘うな。自由のために闘え。『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」と書かれている。一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。君たち、人々は、機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力があるんだ。君たち、人々は人生を自由に、美しいものに、この人生を素晴らしい冒険にする力を持っているんだ。

だから、民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。 皆でひとつになろう。 新しい世界のために、皆が雇用の機会を与えられる、君たちが未来を与えられる、老後に安定を与えてくれる、常識のある世界のために闘おう。

そんな約束をしながら獣たちも権力を伸ばしてきたが、奴らを嘘をつく。約束を果たさない。これからも果たしはしないだろう。独裁者たちは自分たちを自由し、人々を奴隷にする。

今こそ、約束を実現させるために闘おう。世界を自由にするために、国境のバリアを失くすために、憎しみと耐え切れない苦しみと一緒に貪欲を失くすために闘おう。

理性のある世界のために、科学と進歩が全人類の幸福へと導いてくれる世界のために闘おう。兵士たちよ。民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。



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posted by ARISUTAMA at 11:36| Comment(0) | 映画・ドラマ

2015年04月09日

ルーツは真実


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皆さん、一昨日は「ルーツ」観ましたか?

観なかった人は、来週も続きをやりますので観てください。昨日から4週連続放送です。

そしてこのルーツはほぼ実話と同じですね

アフリカからアメリカへの奴隷制度、奴隷市場を描いているのですが、昨日の放送で、奴隷が捕獲されそして船でアメリカまで連れて行かれる場面は、これ以上悲惨な状態はないだろうと思えるような酷さでした。

これは真実なのだろうかと思い調べてみたら、真実だと分かりました。


奴隷貿易U〜奴隷市場と黒い奴隷船〜


■奴隷貿易船

 1人分のスペースが、80センチ×18センチ。こんな棺桶(かんおけ)みたいな空間に閉じこめられ、3ヶ月から9ヶ月も航海するのである。しかも、航海中の死亡率は8〜34パーセント。

つまり、3人に1人は死ぬ。これが、アフリカとアメリカを結ぶ奴隷貿易の実態であった。

 この時代、大西洋を横断するのは命がけで、コストも高くついた。儲けを増やすには、1回の航海で、できるだけ多くの奴隷を運ぶしかない。

奴隷たちは、身動きできないほど詰め込まれ、一寸のムダもなく、整然と並べられた。まるで食器棚の食器のように。

こうして、奴隷貿易船は生き地獄と化した。しかも、その先に待っているのは、さらなる地獄 ・・・ 奴隷市場。

 たった100トンの船に414人の奴隷を載せたという記録もある。当時、奴隷貿易に使われたのはガレオン船で、100トンクラスなら、全長30mほど。

運動場で長さ30mの直線を引き、そこに400人を詰め込んだ様子を想像してほしい。しかも、航海中、黒人奴隷はロープにつながれたままだった。

こんな劣悪な環境で、ろくな食事も水も与えられず、9ヶ月間も過ごす ・・・ 身も心もおかしくなって当然だ。実際、多くの黒人奴隷が、熱病やチフスで死んでいった。

 たとえ、この過酷な航海を生き残っても、行き先が奴隷市場では救われない。悲嘆にくれ、船から飛び降り自殺する者もいた。1回の航海で、150人中100人が死亡した記録もある。生き残るのは3人に1人。

 もっとも、監視役の船員も命がけだった。たびたび、奴隷の反乱が起こったからである。たくさん詰め込んだ分、数では奴隷が優る。しかも、航海中の奴隷貿易船は孤立無援、助けは望めない。

資料によると、奴隷貿易船の反乱は、かなりの頻度で起こったらしい。フランスのナントを出航した奴隷貿易船のうち、15隻に1隻で反乱が起きたという記録もある


転載終了


上記に書かれていることそのままドラマになっていました。やはり事実だったんですね

驚きます。

生き残りは3人に1人という過酷さ悲惨さです。そんな状態で3ヶ月から9ヶ月もの間船に閉じ込められているのです。ろくに食事も水も与えられずに

一昨日の放送の中で、黒人奴隷の女性が言った一言が印象深い

「どんなことがあっても生きるのよ」

どんなに辛い目に遭っても、悲惨でも、酷い状態でも生きるということが大事だということです。

死にたいなどと思ってはいけない生きる ただそれだけである

真実のドラマとして、来週「ルーツ」を観てください。

posted by ARISUTAMA at 11:44| Comment(0) | 映画・ドラマ

2015年04月08日

ドラマと映画の紹介


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エミー賞9部門受賞、視聴率51.1%! 全米で1億3千万人が見た、テレビドラマ界に燦然と輝く金字塔!


昨日21時よりBS-TBSで「ルーツ」が放送されました。

この「ルーツ」ものすごくいいドラマです。感動のドラマですので、ぜひ観てください。4週連続で放送するそうです。

昨日は21時00分〜23時54分までのやく3時間の放送ですので、録画して観るのもよいと思います。

このドラマは黒人の奴隷の物語です。

アフリカから奴隷としてアメリカに連れて来られた黒人青年の親子三代の物語です。

アメリカで初めて放送されたときは、爆発的な人気となり、日本でも放送され人気、話題になりました。

1977年の放送ですので、知らない人も多いと思います。今観ても間違いなく感動する作品だと思います。


ルーツ (テレビドラマ)


アメリカという国家の歴史上、最も暗い側面のひとつである黒人奴隷の問題を真っ正面から描き、社会現象と言えるような大反響を巻き起こした。

ドラマが放送されると、中には部屋の電話線を抜いて着信を絶ちドラマに見入る者も現れ、キジー(Kizzy)などアフリカの名前が人気になるなど、人種・民族を問わず好評を博した。

西アフリカのガンビアで生まれた黒人少年クンタ・キンテを始祖とする、親子三代の黒人奴隷の物語を描いている。

続編の『ルーツ2』では、その後(南北戦争で奴隷制が廃止されて以降)の一族の物語が描かれ、最後には原作者アレックス・ヘイリー(俳優が演じている)も登場する。

作品自体高い評価を受けてプライムタイム・エミー賞 作品賞 (ミニシリーズ部門)を受賞した。

アメリカではABCが1977年4月に8日連続で放送、平均視聴率45%を記録した。

日本ではテレビ朝日が1977年10月2日から8日連続で午後8時枠で放送、平均視聴率23.4%を記録した。


転載終了

アメリカで平均視聴率45%てすごいですね!

私はこのドラマ一度観てますが、奴隷がいかに悲惨であるのかがよく分かる作品です。

かなり昔に観たので、だいぶ内容は忘れてしまっているので、本日の放送が楽しみです。

ルーツ コレクターズBOX [DVD]



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それから本日は、私の好きな映画、『地下鉄に乗って』(メトロにのって)も同じ時間にNHKBSプレミアムで放送されます。

この映画もいいですよ

現在と過去を行き来し、過去の真実を知るという物語なんですが、驚くことを知ってしまうというシーンもあり、東京オリンピックのころにタイムスリップするという懐かしさもありで、本当にいい映画です。


地下鉄に乗って


浅田次郎の長編小説。1994年(平成6年)に徳間書店から刊行された。

第16回(1995年)吉川英治文学新人賞受賞作。過去と現在を地下鉄を通じて行き来し、家族の過去をたどる男を描いた。

本作は、2000年にミュージカルとして舞台化され、2006年には映画化及び、アナザーストーリーがテレビドラマ化された。

あらすじ

主人公の小沼真次は、女性用下着を売り歩くセールスマンだが、真次の父親である小沼佐吉は、世界的に有名な「小沼グループ」の創立者であり、真次はその御曹司であった。真次は父親の母や兄への傲慢な態度に反発し、高校卒業後、家を飛び出していたのだ。

ある夜、永田町駅の地下鉄の階段を上ると、そこには30年前の1964年(昭和39年)の風景が広がっていた。そこで真次は、在りし日の兄を目撃する。

その後真次は、同僚であり、自立した愛人関係でもある軽部みち子と共に、現実と過去を行き来しながら、兄の過去、そして、父の生き方を目撃してゆく。


転載終了

この映画はもう3、4回観てますが、何度観てもいいです。

堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子が素晴らしい演技を見せています。

主人公の小沼真次役は、マッサンで鴨居の大将を演じた堤真一さんです。

9年前の映画ですので、堤真一さんも若かったですね


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posted by ARISUTAMA at 11:41| Comment(0) | 映画・ドラマ